鹿児島県内の2024年度のシラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)の採捕量が、1月末までに1378キロに達したらしい!これって、2008年度以来の1トン超え。しかも、シーズン終了までまだ2カ月も残っているのに、去年(2023年度)の768キロを大きく上回るペース。まさに“豊漁”ってやつだね!
かつてのピークと低迷期
鹿児島県水産振興課によると、シラスウナギの採捕量は1974年度に3449キロでピークを迎えてから、右肩下がりが続いてたんだって。特に2018年度は136キロと過去最低。そんな流れの中での今回の大漁は、かなりのサプライズかも。
どうしてこんなに取れてるの?
鹿児島大学水産学部の安樂和彦教授によると、「海流の影響や産卵タイミングなどの好条件が重なったのでは?」とのこと。加えて、鹿児島県が独自に禁漁期間を設けたり、採捕管理を強化してきた努力も実を結んだ可能性があるらしい。
豊漁はうれしいけど、価格が…
シラスウナギが大量に取れたことで、価格が大暴落してるらしい💦 県しらすうなぎ採捕取扱者協議会の皆倉貢会長によると、1キロ230万円だった価格が、今は20万円弱まで落ち込んでしまったとか…。これじゃ採算が合わないってことで、漁をやめた人もいるみたい。
しかも、1月以降に採れたシラスウナギは夏場以降に出荷されるから、すぐに市場価格には反映されないんだって。つまり、今年のうなぎの値段がすぐに安くなるわけじゃないってことね。
これからどうなる?
鹿児島県のシラスウナギ漁は、昨年12月1日からスタートして3月末の日の出まで。1215人が採捕許可を受けているとのこと。まだシーズンは続くけど、この流れが続けば、さらに記録更新する可能性も?
うなぎ好きとしては、これが市場価格にどう影響するのか気になるところ。来年の夏、ちょっとはお手頃価格でうなぎが食べられるといいな〜!
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