こんにちは、今日はちょっといい話をシェアします。 舞台は京都府亀岡市にある詳徳中学校。去年の夏、めちゃくちゃ暑かったですよね。そんな中、詳徳中では「3年1組の教室だけ異常に暑い」という謎の現象が起きていました。
エアコンも普通に動いてる。なのに、暑い。 あまりの暑さに、3年1組の生徒たちは休み時間ごとに他の教室へ避難していたらしいです（笑）。 最初は「室外機が直射日光でやられてるのか？」なんて話もあったんですが、他の教室は涼しい。謎すぎる……。
そこで、生徒会のメンバーが立ち上がりました。 NPO法人「府地球温暖化防止活動センター」に相談して調査してもらったところ、原因が判明！ なんと、3年1組の教室は、校舎の南西側の最上階。しかも、周りに日差しを遮るものが全然ない。 さらに、天井からも太陽熱がガンガン侵入していて、教室が天然サウナ状態になってたんです。
そこで、生徒たちはネットで色々調べて、長野県の学校などがやっている「二重窓＋断熱材」作戦を発見。 これだ！と、学校に提案し、市の補助金とセンターの協力を得て、ついに工事が決まりました。 窓には遮光ガラスの内窓を取り付け、天井には断熱材をぎっしり。 作業には生徒たちも参加して、鉄枠に引っかかりながらも、汗だくで断熱材を一枚一枚丁寧に設置。
そして、今年春。 「3年1組だけ暑すぎ問題」、ついに完全解決！ 生徒会長の折本想介さん（14）も「これから使う人たちが快適に過ごせる！」と、にっこり。 何より、生徒会の活動もばっちりアピールできたみたいです。 いや〜、困ったらすぐに「誰かが何とかしてくれる」と思いがちだけど、 こうやって「自分たちで原因を突き止めて、解決まで持っていく」って、めっちゃかっこいいですよね。
……ちなみに、 快適になった教室で、今はつい居眠りしちゃう生徒が増えてるとか、いないとか（笑）
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