最近、朝起きてもなんだかスッキリしない。
それって、実は「良くない睡眠」が原因かもしれません。
でも、「よく寝た気がする」っていう自分の感覚って、本当に当てになるの…?
そんな疑問に答える画期的な研究結果が、日本から発表されました!
なんと、唾液から“良くない睡眠”を判定できるというのです。
研究を行ったのは、あの産業技術総合研究所(産総研)と茨城大学のタッグ。
対象は45~60歳の日本人男性730人。
まずはアンケートで、過去1カ月間の睡眠状態を自己申告してもらいます。
そして「良い睡眠グループ」と「良くない睡眠グループ」に分けた上で、起床直後の唾液を採取。
唾液に含まれる435種類の物質を解析した結果…
なんと!
睡眠の良し悪しを見分ける鍵となる6つの物質を発見したのです。
この6物質だけで、「良くない睡眠」の人を86.6%の精度で判定できるとのこと。
まるで唾液が「寝不足センサー」になる時代!
これまでの睡眠診断は、自己申告に頼ることが多く、 「ちゃんと寝てるつもりなんだけど…」というモヤモヤが付きまとっていました。
でもこの唾液診断が実用化されれば、もっと客観的で信頼できる睡眠チェックが可能に。
将来的には、医師による睡眠障害の診断にも使われるかもしれません。
この研究成果は、4月21日に英国のオンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載されています。 「なんか最近、だるいんだよな…」
そんなとき、歯みがきついでに“睡眠チェック”できる日も近いかも!?
科学の進歩、恐るべし。
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