「ペットボトルの水の期限」

今回は私たちの暮らしの中で意外と知られていない「ペットボトルの水の期限」についてご紹介します。防災や環境意識が高まる今こそ、[こちらのページ](https://bit.ly/4iJ4576)でも役立つ情報をぜひチェックしてみてくださいね。

6月5日は「環境の日」、そして6月は環境月間。この機会に、“賞味期限切れの水は捨てるべきなのか?”というテーマで、水の正しい知識を見直してみませんか?

私たちがよく目にする「ペットボトルの水」の期限表示。実はこれ、「賞味期限」ではないんです。驚いた方も多いのでは?

日本で流通するミネラルウォーターは、厳しい基準でろ過・殺菌処理がされており、衛生的には長期保存が可能です。ではなぜ期限が印字されているのか?

それは「計量法」によるもの。ペットボトルはガラス瓶と違い、微細な通気性があるため、時間が経つと中の水がほんの少しずつ蒸発していきます。長く置いておくとボトルがへこんでいるのは、そのためです。

印字されているのは「この時期までなら、記載された容量が保証できる」という期限。つまり“内容量の目安期限”なんです。法律上、この容量を下回ると販売に問題が出るため、企業は一定期間を区切って表示しています。

ですが、「飲んではいけない」というわけではありません。適切に保存されていれば、期限を過ぎても飲むことは可能です。中身の状態を確認して、においや味に問題がなければ、飲用や生活用水として十分活用できます。

たとえば、2016年の熊本地震の際には、全国から届いた大量のペットボトル水のうち、賞味期限を過ぎたものが130トンも残りました。それらは捨てずに、花壇の水やりや手足を洗うために使われたそうです。

水は限りある大切な資源。災害時には“命綱”にもなります。だからこそ、期限切れだからとすぐに捨てるのではなく、確認して活用する姿勢が求められています。

環境のためにも、日頃の備えのためにも、「もったいない」を意識して水を大切に扱いたいですね。

もっとこうした知識や日常生活に活かせる情報を知りたい方は、[こちらのサイト](https://bit.ly/4iJ4576)もぜひのぞいてみてください!

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