こんにちは。今回は、猛暑とともにやってくる「田んぼの危機」についてお届けします。
今年のコメ作り、実は深刻なトラブルが相次いでいます。原因は…暑さとイネカメムシ!
🔥 猛暑・梅雨・そして雑草地獄
コメ農家にとって、夏は戦いの季節。今年は梅雨の大雨で田んぼに水が溜まり、耕すこともできずそのまま田植え。雑草が生い茂り、栄養を奪ってしまう始末…。
そして、梅雨明けとともに猛暑。コメが白く濁る「高温障害」も心配です。
🐞 イネカメムシがコメを襲う!
体長1cmほどのこの害虫。イネの汁を吸って、稲穂を“空っぽ”にする恐ろしい天敵。
各地の農家では「収穫量が3~4割減」「1等米が激減」など深刻な声が上がっています。
去年より**2か月も早く発生**が確認された地域もあり、越冬率も過去より高く、まさに“異常事態”!
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🌱 **ミントで虫除け!?農家の挑戦**
群馬のある農家では、田んぼの土手に**ミントを植える**という新たな挑戦に出ました。
ミントの香りには虫を遠ざける効果があり、カメムシ避けになるのでは…と期待されています。
これまでの薬剤では逃げても戻ってくるカメムシ。ミントはその突破口になるかもしれません。
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📉 **お米の価格は下落中…でも裏では農家がピンチ!**
スーパーでのお米価格は3週連続で下落中。セブンの備蓄米なども販売が進み、銘柄米の売れ行きが鈍る場面も。
でもその裏で、農家の手取りは害虫と天候のダブルパンチで減少。「赤字ギリギリでやっている」との声も聞かれます。
📊 作況指数の廃止に込められた背景
ついに「作況指数」の公表が廃止へ。実態とのズレが指摘されるなか、現場の声を重視する動きが始まりました。
🌾 まとめ:お米の価値を見直そう
手に取るその一杯のごはん、農家さんの努力と工夫がたっぷり詰まっています。
イネカメムシや猛暑と戦う農家の現状を知ることで、私たちの“食”への意識も少し変わるかもしれません。
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