こんにちは。今回は、アメリカ東部で発生している驚異的な「ヒートドーム現象」についてお届けします。
「体感温度43℃」って、もはやサウナレベル…。でも、それが現実となってしまっているんです。
ヒートドーム現象って何?
聞き慣れない言葉かもしれませんが、「ヒートドーム」とは、大気中の高気圧がふたのように上空にとどまり、地表の熱を閉じ込めてしまう現象。
ちょうど鍋にふたをした状態をイメージしてください。熱が逃げずにこもることで、気温がどんどん上昇してしまうんです。
今回のアメリカ東部はまさにこの状態。太陽の熱が大地にたまり、それを逃がすすべもなく、気温は異常なレベルに…。
ニューヨークでは体感43℃!?
ニューヨーク州では6月24日に最高気温が39℃近くまで上がり、セントラルパークでは過去最高の気温を記録。都市部ではなんと体感温度が43℃に達したとのこと!
街の人々は暑さをしのぐため、ビーチや公園に集まるも「暑くて倒れそう…」という声も。
市長も「この暑さを甘く見るな」と警鐘を鳴らしており、気候変動の影響で今や“昔の夏とは違う”とまで語っています。
外出は本当に危険?
記者が取材した翌日、セントラルパークにはランナーの姿が…。
「ジムじゃなくて外で走りたい」「体調に問題なければいいんじゃない」といった声もある一方で、医療関係者からは「この暑さは命に関わる」として警戒が呼びかけられています。
高齢者や基礎疾患のある方にとっては非常に危険なレベル。外出は控え、エアコンの効いた室内で過ごすことが命を守る行動になります。
💡まとめ:夏をなめちゃダメ!命を守る“賢い涼み方”を
今回のヒートドーム現象、私たちにとっても他人事ではありません。
地球温暖化が進む今、異常気象はいつどこで起きてもおかしくない時代です。
日本もこれから猛暑の季節。屋外での運動や作業は無理せず、こまめな水分補給と涼しい環境の確保を心がけましょう。
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