こんにちは!
今回は、最近じわじわと話題になっている「火災・地震保険料の値上げ」について深掘りしてみます。
銀行口座の引き落とし明細を見て「ホケンリョウ……こんなに高かったっけ?」と思った方、もしかするとそれ、“間違い”ではなく**今のリアル**かもしれません。
火災・地震保険料が爆上がり…本当にそんなに高くなったの?
→はい、本当に高くなってます。
とある方が、5年契約の火災・地震保険を更新したところ、前回の1.5倍もの金額が引き落とされていたとのこと。
しかも、10年契約から5年契約に切り替えた人は「前回10年分 ≒ 今回5年分」というくらいの急騰を実感するケースもあるんです。
保険代理店のプロはこう言い切ります。
> 「実態はそんなに甘くない。」
なぜこんなに保険料が上がっているの?
理由は主に以下の3つ:
① 自然災害の多発
台風や豪雨による水害で、保険会社の支払い額が過去最大規模に。
→ 例えば2018年の台風21号では、火災保険だけで9200億円超の支払い!
② 修理費用の高騰
物価上昇&人件費アップにより、住宅の修理・再建コストが大幅に上昇。
③ リスクに応じた保険料設定へ変更
従来は全国一律だった水災リスク保険料が地域ごとのリスクに応じた段階制に。
→ 河川や海の近くの地域では、大幅アップのケースも…。
特に重い「地震保険」…でも補償は限定的?
火災保険とセットで加入することが多い地震保険。
しかしその補償内容は意外にも限定的です。
例えば、建物の価値が3000万円でも、地震で「全損」と認定されても最大1500万円(50%)までしか補償されないのです。
部分損なら、たったの5%=75万円しか出ないことも…。
さらに、千葉・茨城・埼玉などリスクが高い地域では地震保険料が火災保険料の50%以上を占めるケースもあり、「解約した方が家計的にラク」という声も増えています。
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## ■では、どうすればいいの?
結局、地震保険に加入すべきかは\*\*「納得感」が大切\*\*。
火災保険は生活再建に直結するので優先度は高いですが、地震保険は「万が一の補助」と割り切って考える必要があるかもしれません。
特に**子育て世代や住宅ローン世帯**にとって、年間数万円の負担は大きい…。
その分を\*\*“貯金”や“地震対策グッズ”に回す選択肢\*\*もあるでしょう。
💡まとめ:保険も「中身」と「コスパ」で見直す時代
* 保険料は地域や構造、契約年数で大きく差が出る
* 地震保険は補償に限界があるため、“必要性”をよく考える
* 家計に合わせて保険と自衛策(備蓄など)をバランスよく組み合わせよう
私たちの暮らしに密接に関わる保険。加入して終わり…ではなく、「賢く見直す力」も必要な時代になっています。
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