こんにちは、スタイルです。日本の四季や自然を楽しむ中で、思わぬリスクが忍び寄っています。今回は、近年じわじわと全国へ広がりつつある\*\*「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」\*\*について、分かりやすくお届けします。
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🌿 マダニが媒介する“命に関わる”感染症
SFTSは、マダニに刺されることで感染するウイルス性の感染症。発熱や嘔吐、下痢、さらには出血まで起きることがあり、特に高齢者では致死率が27%にも上る非常に深刻な疾患です。
これまで西日本で多く確認されていましたが、2025年夏、ついに神奈川県での初感染例が確認され、関東圏への拡大が懸念されています。
🧭 感染ルートは“自然との距離”にあった
感染者の多くが畑仕事や草むしりをしていた共通点があり、野生動物との距離が縮まってきたことも感染拡大の背景に。開発やアウトドアブーム、そして温暖化によるマダニの活動期間の長期化も無視できません。
🐾 ペットも感染源に⁉ 猫が媒介となった例も
SFTSは人だけでなく、犬や猫も感染します。特に外飼いの猫はマダニに刺されやすく、猫→飼い主への感染例も報告されています。今年5月には茨城県で外に出た猫が高熱を出し死亡、さらに動物病院の獣医師が猫から感染して亡くなった事例も……。
全国の動物病院では、今、危機感が高まっています。
🧢 私たちができる感染対策は?
マダニ対策の基本は、「刺されないこと」。屋外に出る際には以下の対策を意識しましょう。
✅ 長袖・長ズボン・帽子・手袋を着用
✅ ハイキングや農作業では特に注意
✅ 入浴時にマダニが付いていないかチェック
✅ 万が一刺されたら、無理に取らず皮膚科へ
マダニは痛みを感じさせずに吸血しますが、血を吸って大きくなった個体は目視でも確認できます。素手で取るのは絶対にNG! 体内のウイルスが体内に流れ込むリスクがあります。
📝 まとめ:見えない敵から、身を守る備えを。
私たちの身近に潜むマダニ。小さな存在ですが、放っておくと命に関わる脅威にもなり得ます。自然との共存には、“知識と注意”が必要不可欠です。
これからの季節、キャンプや家庭菜園を楽しむ方も多いと思いますが、服装や体調管理にひと手間加えることで、守れる健康があります。
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