足の裏が熱くて眠れない…それ、「灼熱脚症候群」かもしれません。

みなさん、こんにちは。

連日続く蒸し暑い夜、エアコンをつけてもなぜか眠れない…。

「足の裏がジンジン熱くて、寝返りばかり…」そんな経験、ありませんか?

実はそれ、\*\*「バーニングフィート症候群(灼熱脚症候群)」\*\*という症状かもしれません。

今回は、木村あおぞらクリニックの木村隆誉院長のお話をもとに、原因と対策をご紹介します。

 足の裏が熱くて眠れないのはなぜ?

人の身体は、体温を調節するために手足から熱を放出する仕組みになっています。

特に夜間は副交感神経が働きやすくなり、足の裏や手のひらの毛細血管が拡張。

これにより、「熱い」「ヒリヒリする」「ほてって眠れない」といった症状が出ることがあります。

このような状態を「バーニングフィート症候群(灼熱脚症候群)」と呼びます。

自律神経の乱れがカギ

この症状、主な原因のひとつが「自律神経の乱れ」。

不規則な生活やストレス、睡眠不足が続くと、体温調整機能がうまく働かなくなってしまいます。

木村院長はこうアドバイスしています:

> 「規則正しい生活をすること。3食きちんと食べて、湯船に浸かって体温調節を整えることが重要です。」

---

それ、他の病気のサインかも?

もし、対策をしても足の裏の灼熱感が改善しない場合は、別の病気が潜んでいる可能性も。

* ビタミンB群の不足

* 甲状腺疾患

* 糖尿病による末梢神経障害

こうした病気が原因で、バーニングフィート症候群のような症状が出ることもあります。

今日からできる簡単セルフケア

☑ 朝昼晩、バランスよく食事をとる

☑ 就寝前はスマホを控え、湯船にゆっくり浸かる

☑ 寝室の環境(通気・湿度)を整える

☑ 薄手の綿素材の靴下で足を冷やしすぎない工夫をする

 最後に:足の裏の灼熱感、見逃さないで。

「ただの暑さのせい」と思って放置してしまいがちな足裏の灼熱感。

でも、そこには自律神経や内臓からの小さなSOSが隠れているかもしれません。

「なんだか最近、足が熱くて眠れない…」そんな時は、早めに医師に相談してみてくださいね。


0コメント

  • 1000 / 1000