ベビーカー、対面型と背面型…どっちが暑い? 実験でわかった意外な落とし穴

こんにちは、

真夏の炎天下、赤ちゃんをベビーカーに乗せて移動するのは本当に気を使いますよね。

でも「対面型」と「背面型」、どちらが暑いか…考えたことはありますか?

実験で判明!温度と紫外線の違い

武蔵野美術大の北徹朗教授が、東京都内で実験を行いました。

条件は真夏の「危険レベル」の暑さ指数(WBGT33.3)、時間は正午前後の1時間。

赤ちゃんのマネキンを乗せたベビーカーを、対面型と背面型でそれぞれ計測しました。

頭部の平均温度

対面型:38.3℃(最大42.1℃)

背面型:36.6℃(最大39.5℃)

足元の平均温度

対面型:36.3℃(最大39.0℃)

背面型:35.3℃(最大37.3℃)

結果、温度は対面型のほうが高めというデータに。

しかし紫外線量は逆で、背面型の足元周辺が最も多く浴びていました。

つまり…

*対面型 → 熱がこもりやすい

* 背面型→ 紫外線を浴びやすい

ということが科学的に裏付けられたのです。

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## どう対策すればいい?

* **対面型** → 小型扇風機で風を循環、遮熱カバーを活用

* **背面型** → 日焼け止めやUVカット素材で紫外線対策

* 立ち止まる時間が長いと温度差はさらに開く可能性あり

* 濃い色のベビーカーは熱を吸収しやすいので注意

:結局のところ…

「どっちが安全か?」という単純な話ではなく、それぞれの弱点を知って補うことが重要

暑さも紫外線も、今年は「日本人が経験したことのないレベル」に達していると言われます。

だからこそ、ベビーカー選びや外出時の工夫も“二刀流”で備えてあげたいですね。

赤ちゃんもパパママも、この猛暑を安全に乗り切れますように。


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