鳥取砂丘で火星体験!? 人類移住に向けたワクワク実験

さて、先日なんともワクワクする実験が鳥取砂丘で行われました。そのテーマは――なんと「火星移住を想定した実証実験」!

福岡大や神戸大などの大学教員・学生からなる「火星着陸気象グループ」が鳥取砂丘に集結。あの広大な砂丘を、火星の荒涼とした砂地に見立てて観測装置の性能テストを行ったそうです。

実験が行われたのは、鳥取県が整備した「ルナテラス」という月面実証フィールド。参加したのは13名。彼らは特別に開発した機材を使って、風速や砂の粒子の舞い上がり方、さらには気温や赤外線量まで計測しました。しかも今回は2年前の実験よりも消費電力を抑えた改良版の装置が登場。技術の進歩を感じますね。

火星は、鳥取砂丘の砂よりもさらに細かい粒子で覆われており、ときには1年近くも太陽光を遮る大規模な砂嵐が発生します。研究チームは「火星で人類が暮らすためには“砂嵐予報”が不可欠」と考えており、今回の成果を活かして2030年代にはNASAを通じて実際に火星へ観測機材を届ける計画だとか。

それにしても、火星の暮らしを想像するとワクワクが止まりません。未来の火星移住者が「今日は砂嵐注意報だから外出は控えよう」なんて天気予報を見ている姿を思うと、ちょっと面白いですよね。

そして実験を終えた研究者たち。鳥取砂丘の絶景を見ながら一息ついたとき、きっとこう思ったに違いありません。

「……でも結局、一番の敵は砂よりも“鳥取砂丘での観光客のカメラ攻勢”だった」📸✨

未来の火星移住も、地球での人目には勝てないようです(笑)。


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