都内に忍び寄る“新勢力”…ワモンゴキブリの恐怖とその正体

「ゴキブリ」と聞けば、多くの人が黒光りするクロゴキブリや、飲食店で見かける小型のチャバネゴキブリを思い浮かべるでしょう。

しかし近年、東京都内の繁華街で急増しているのが 第三の勢力・ワモンゴキブリ

背中に白っぽい輪のような模様があるのが特徴で、大きさはクロゴキブリ並み。しかも恐ろしいことに、メス単体でも繁殖できるため、数が爆発的に増えるのです。

さらに温暖化や飲食店の「温水食器洗い機」の普及によって、ビル地下の貯水槽がまさにワモンゴキブリの“理想郷”に。そこから壁のひびを伝って天井裏へと侵入し、気がつけばダウンライトの隙間から店内へ…というシナリオ。想像するだけでゾッとします。

しかも殺虫剤スプレーを使うと逆効果。隠れていた大群が一斉に飛び出し、頭上からバラバラ落ちてくることもあるそうです。

駆除業者さんの話では、毒餌(ベイト剤)も一匹が食べすぎるせいで効率が悪く、新成分の薬剤も効果が薄いとのこと。そこでようやく効果を発揮したのが「残留噴霧処理」。壁際や通路に薬剤をあらかじめ散布し、ゴキブリが触れることでじわじわ効かせる方法です。

ある飲食店では、天井裏の作業後、明け方に戻ると…なんと 150匹以上が床一面にひっくり返っていたとか。まさにホラー映画さながらの光景。

とはいえ、今はまだ飲食店が中心。けれど夜の街中でワモンゴキブリを見かけることも増えているそうで、近い将来、住宅街にも普通に出没する日が来るかもしれません。

 📝 まとめ

東京の新たな“侵略者”ワモンゴキブリ。

繁殖力、生命力、しぶとさ、どれをとっても業者泣かせ。

でも、最後には業者さんがしっかり退治してくれるという話で、ひとまず安心…。

ただし――もし我が家に現れたら?

そのときは、悲鳴より先に業者さんの電話番号を叫ぶことになりそうです💦


0コメント

  • 1000 / 1000