料理の味をちょっと整えるために、つい 食卓で塩をパラリ。
ラーメンや天ぷらにひとふり、きゅうりやトマトにサッと…。
――その“習慣”、実は 胃がんリスクを高める 可能性があることが、大規模な研究で示されました。
📊 47万人を追跡調査した結果…
ウィーン大学の研究チームが約47万人を対象に調査。
「常に食事に塩をかける」と答えた人は、「まったく/まれに」と答えた人に比べて、胃がんのリスクが約1.4倍 高いことが分かりました。
つまり「塩をひとふり」が“ちりつも”になり、知らぬ間にリスクを積み上げてしまうのです。
🥩 他に胃がんリスクを高める食習慣とは?
* 高塩分の食品(漬物、干物、インスタント食品など)
* 燻製食品や加工肉
* 過度の飲酒
* 非常に熱い飲み物
これらは胃の粘膜を傷つけ、ピロリ菌感染と重なるとリスクがさらに増します。
一方、新鮮な野菜や果物、発酵食品 を意識して取り入れると、胃を守る効果が期待できます。
🧘 予防のカギは「ちょっとの意識」
* 塩を“控えめ”にする
* ピロリ菌の検査と除菌
* 定期的な胃カメラ検診
* 野菜・果物をしっかり食べる
* 禁煙・節酒、ストレス管理
これらを心がけることで、胃がんリスクを大きく下げることができます。
📝 まとめ
「ちょっとだけ味を足すつもり」が、積もり積もって健康を削る――。
塩は料理を引き立てる大切な調味料ですが、使いすぎれば“調味”どころか“病味”になりかねません。
つまり結論はシンプル。
> 塩は“パラリ”で十分。
> “ドバッ”といったら、胃が泣きます。
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