「りゅうぐう母天体」は水だらけ!? —— 東大チームが解明

探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「りゅうぐう」の砂。

その分析から驚きの事実が明らかになりました。

研究チームによると、りゅうぐうの元となった母天体は誕生から10億年以上にわたり豊富な水を保持していたのだとか。これは従来の想定を大きく上回る発見です。

地球の水はどこから来た?

地球の水は、小惑星のような天体が運んできたと考えられています。

もしりゅうぐう母天体のように水を豊富に抱えていたとすれば、地球に届けられた水の量はこれまでの推定の2〜3倍になった可能性があるそうです。

まさに「地球の水のルーツ」を探る重要な手がかりになりそうですね。

謎の年代測定

さらに面白いのが、りゅうぐうの砂を放射性同位体で調べたところ、なんと太陽系より古い48億年前という「異常値」が出たこと。

調べていくと、水が長期にわたって内部に保持されていたため、他の天体との衝突で流れ出し、年代測定が狂ったことが判明しました。

まるで「水が歴史をかき乱した」ようです。

そして

研究者たちは「地球に届けられた水は2〜3倍かも」と話していますが……

人類にとってはありがたいこと。

ただ個人的には、これを聞いた瞬間、

「じゃあ地球の水道代も2〜3倍安くならないかな?」

と思ってしまいました。💧


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