足小指の「爪」がよくはがれる!?そのまま放置すると巻き爪のリスクも…

皆さん、ふとした瞬間に 足の小指の爪がポロッとはがれてしまった 経験はありませんか?

SNSでも「転んだら小指の爪がはがれた」「また小指の爪が取れた…」なんて声が多く見られます。中には、繰り返し同じトラブルに悩まされている方も。

そこで今回は、豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニックの澤口悠先生(形成外科専門医)に伺った内容をもとに、ブログ風にまとめてみました。

どうして小指の爪ははがれやすいの?

小指の爪は 「小さくて薄く、外側にある」 という構造上の弱点があります。

そのため、摩擦や衝撃にとても敏感なんですね。

原因を整理するとこんな感じ👇

靴の圧迫や摩擦 … サイズが合わない靴やハイヒールでダメージ。

外傷の繰り返し … スポーツや長時間の歩行で徐々に弱る。

爪の構造的な弱さ … 他の指より小さいので衝撃に弱い。

爪白癬(水虫)などの感染 … 爪がもろくなって欠けやすい。

血流や代謝の問題 … 糖尿病や循環障害で爪に栄養が届きにくい。

受診した方がいいケースは?

「痛みもないし、放置していいかな?」と思うかもしれませんが、要注意です⚠️

➡️ 受診が必要なサイン

・痛み・腫れ・出血がある

・爪の下が黒い(血腫の可能性)

・爪が黄色や白に変色、厚くなっている(爪白癬の疑い)

・繰り返しはがれる

・糖尿病や血流障害を持っている

これらを放っておくと、巻き爪や変形、感染症につながることも…。

逆に、外傷がなくて 痛みも腫れもない・感染兆候なし という場合は、清潔に保ちながら新しい爪が生えるのを待っても大丈夫です。

小指の爪を守る5つの習慣

靴選び … つま先に余裕を。ランニングシューズは0.5〜1cm大きめがおすすめ。

爪のケア … 深爪NG。真っすぐカットが基本。

摩擦対策 … テーピングや五本指ソックスで小指を保護。

水虫予防 … 爪の白濁や肥厚があれば早めに皮膚科へ。

生活習慣 … 運動やマッサージで血流UP。たんぱく質・亜鉛・ビタミンを意識。

まとめ

小指の爪はどうしても弱い部分。

「よくあること」と軽く考えがちですが、繰り返しはがれる・痛みや変色がある場合は、迷わず皮膚科や形成外科を受診しましょう。

小さな爪でも、体からの大事なサインかもしれませんよ👣✨

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