注射が苦手な子どもたちの救世主登場!
こんにちは。
毎年この季節になると話題になる「インフルエンザワクチン」。
今年はなんと、“鼻にスプレーするだけ”で済むタイプのワクチンが話題です。
その名も 「フルミスト(FluMist)」。
昨年から日本でも使えるようになり、今年は取り扱う病院や補助を出す自治体も増加中。
「痛くない」「泣かない」と評判のこのワクチン、でも本当に大丈夫?
注射との違いや注意点を、専門家の解説をもとにまとめてみました。
🧬フルミストってどんなワクチン?
従来の注射型ワクチンは、ウイルスの一部を使った「不活化ワクチン」。
体内で抗体が作られ、重症化を防ぐ効果があります。
一方、フルミストは「生ワクチン」。
毒性を弱めた“生きた”ウイルスを鼻にスプレーするタイプです。
対象年齢は 2歳〜19歳未満。
左右の鼻にそれぞれシュッとスプレーすると、
鼻や喉の粘膜でウイルスが少しだけ増え、粘膜免疫ができるのが特徴です。
これにより、「感染を防ぐ力」が期待できるのが最大のメリット!
さらに、粘膜免疫は型の違うウイルスにも対応しやすく、
“ワクチン株と流行株がズレた年”でも効果が出やすいと言われています。
😷どっちが「効く」の?
実はどちらが「より効くか」は一概には言えません。
インフルエンザウイルスは毎年変化しており、
どちらのワクチンもWHOの推奨株に基づいて作られています。
効果は年齢や体質、免疫の状態にも左右されるため、
「どちらが合っているか」は医師と相談して決めるのがベストです。
⚠️フルミストの注意点
フルミストは生ワクチンなので、いくつか注意点があります。
* 卵・ゼラチンアレルギーがある人は要注意(特にゼラチンに注意)
* 重いぜんそくのある人は使用を避ける
* 免疫が低下している人やアスピリン服用中の人もNG
安全のためにも、必ずかかりつけ医に相談してから選びましょう。
💰気になるお値段は?
フルミストは自由診療で、1回8,000円前後が主流。
注射は1回3,500円ほどですが、13歳未満は2回接種が必要なので、
実質的な差はそれほど大きくありません。
ただし、フルミストは1回で済むので、
保護者の通院の手間や時間のコストを考えると、
「トータルではお得かも?」という声もあります。
自治体によっては補助金制度もあるので、ぜひ調べてみてください。
🧒子どもたちのリアクションは?
実際に接種を受けた子どもたちは…
「え?もう終わったの?」「次もスプレーがいい!」と大好評。
痛みもなく、泣かずに済むというのは、
親にとっても子どもにとっても大きなストレス軽減ですね。
✏️まとめ:「痛くない」だけじゃない、賢い選択を
フルミストは、
✅ 痛くない
✅ 感染予防の可能性あり
✅ 1回で済む
という魅力的なワクチンです。
ただし、全員に向いているわけではないという点を忘れずに。
体質や病歴に合わせて、医師とよく相談して選びましょう。
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