スポーツ庁が発表した最新の「体力・運動能力調査」。
その結果に、ちょっとドキッとした人も多いのではないでしょうか。
1998年度から続く調査で、若者やシニア世代の体力はおおむね横ばいか向上。
ところが、35〜39歳の女性だけが“低下傾向”を示したというのです。
🏃♀️ “子育て世代”のリアル
この世代といえば、ちょうど子育て真っ最中。
朝から晩までバタバタしているのに、「運動不足」と言われるのは、なんだか納得いかない気もしますよね。
「子どもを追いかけ回してるから運動してる気がする」
「買い物袋を両手にぶら下げて坂道登ってるのに、筋トレにならないの?」
──そんな声が聞こえてきそうです。
でも実際、スポーツ庁によると、30〜40代女性のスポーツ実施率は他の世代に比べて低いそう。
つまり、“日常の動き”と“運動”は、やっぱり違うんですね。
📊 数字で見ると分かること
調査では、握力・長座体前屈・20メートルシャトルランなどの結果をもとに、
A〜Eの5段階で体力を評価。
若い世代やシニア層では、A〜Cの割合が上昇。
75〜79歳の男女では、なんと90%近くが標準以上という結果も。
──そう、最近の“アクティブシニア”は本当に元気なんです!
一方で、働きながら子育てをしている30代女性の多くは、自分の時間を削りがち。
運動どころか、座る時間も惜しいほどの毎日ですよね。
🧘♀️ そして…
ある友人(38歳・2児の母)は、最近ようやくジムに通い始めたそうです。
「久々に走ったら、体よりも靴のほうが先に悲鳴を上げたわ」と笑っていました。
運動不足を痛感する瞬間って、案外そんな小さなところにあるのかもしれません。
無理せず、1日5分のストレッチからでも。
「子ども優先」から「自分も大事に」へ——その一歩が、体力の第一歩ですね。
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