「最後のとりで」も温暖化には勝てず…
北欧の島国アイスランドといえば、「蚊がいない国」として知られていました。
寒冷な気候ゆえ、これまで蚊が生き延びることは不可能――そう信じられてきたのです。
ところが今月、その“神話”がついに崩れました。
なんと、レイキャビク近郊で3匹の蚊が発見されたとのこと!
発見者の男性は「最後のとりでが陥落した」とコメント。
昆虫学者も確認し、まぎれもなく“蚊”だったそうです。
🧊 アイスランドに蚊がいなかった理由
蚊は、卵からサナギになるまでの間、水たまりのような“止水”が必要です。
しかしアイスランドの水場は、凍ったり溶けたりを繰り返すため、繁殖が難しい環境でした。
「だから蚊はいない」と信じられていたのですね。
🌡️ そして温暖化の影
アイスランド気象庁によると、1980年以降の平均気温は10年で約0.47度上昇。
これは地球全体の約3倍というスピード!
まさに「氷の国」も溶けていく勢いです。
今回の発見は、“地球温暖化の影響”を象徴する小さなサインなのかもしれません。
もし蚊が定着してしまえば、今後は人や動物への感染症のリスクも懸念されます。
💭 そして
……それにしても、3匹の蚊でこれだけニュースになるとは。
日本なら、夏の夜だけで「3匹どころか3軍団」くらい現れますよね😅
とはいえ、地球規模で見れば笑えない話。
“最後のとりで”が落ちた今、私たちもそろそろ本気で地球を冷やす努力を始める時かもしれません。
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