〜管理栄養士が教える、時間帯別・賢い飲み方〜
カルシウムが豊富で“栄養の王様”といわれる牛乳。
毎日飲んでいるという方も多いですよね。
でも実は――
「飲む時間帯」で、得られる効果がまったく違うってご存じでしたか?👀
🧬牛乳は「五大栄養素」ほぼ全部入り!
管理栄養士・松田加奈さんによると、牛乳は
* たんぱく質
* 脂質
* 炭水化物
* ミネラル
* ビタミン
と、いわゆる五大栄養素がすべて入っている“完全食品”なんだとか。
(鉄分と食物繊維を除く)
そして、コップ1杯で成人女性のカルシウム必要量の約3分の1をカバー。
骨の健康はもちろん、神経を落ち着かせたり、美肌効果まで期待できるそうです✨
🕖【朝】に飲むと“夜の眠り”が深くなる
えっ、睡眠に効くなら夜に飲むのでは?と思うかもしれませんが、
実は「朝に飲む」のが正解なんです。
牛乳に含まれる「トリプトファン」は、体の中で
➡ セロトニン → メラトニン(安眠ホルモン)
へと変化します。
この変化には約15時間かかるため、
朝に飲むと、ちょうど夜にメラトニンが分泌されやすくなるのです🌙
つまり、「朝の牛乳が夜の快眠をつくる」というわけですね。
🌞【昼】に飲むと“活動力アップ”
昼に飲むと良いのが、筋肉やエネルギーづくりに関係するBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)。
これが豊富に含まれているため、スポーツや肉体労働が多い方には特におすすめ💪
BCAAはサプリでも人気ですが、牛乳なら手軽で安く摂取できます。
体を動かす前の1杯が、午後のパフォーマンスを底上げしてくれます!
🌙【夜】に飲むなら“温めて”リラックス
夜に飲むときは、温めたホットミルクで。
冷たいままだと胃腸に負担がかかりやすいので、ぬるめに温めてゆっくり飲むのがポイントです。
神経を落ち着かせ、体を内側からリラックスさせることで、
寝つきをよくし、翌朝すっきり起きられるようになります🌙✨
🥗一緒に摂ると◎な食材
牛乳のカルシウム吸収率を上げるには、
* ビタミンD(サケ、キノコ類)
* ビタミンK(小松菜、ブロッコリー、納豆)
を一緒にとるのがベスト。
たとえば、
🍄きのこのクリームパスタ
🐟サケのミルク煮
🥦ブロッコリー入りグラタン
などは、まさに理想的な組み合わせ!
☕おわりに
「牛乳=ただの飲み物」ではなく、
飲む“タイミング”と“組み合わせ”で健康効果が変わる万能食材。
朝の1杯で夜の眠りを整え、昼の1杯でエネルギーを補給し、
夜の1杯で心を癒す——そんな“時間栄養学”を今日から試してみませんか?🥛✨
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