〜手洗い・加熱・消毒でしっかり予防しよう〜
寒くなってくると、毎年ニュースで聞こえてくる「ノロウイルス食中毒」。
今年もすでに、愛知県あま市の加工施設で製造された大根おろしが原因とみられる集団食中毒が発生。259人が体調を崩し、検査でノロウイルスが検出されました。幸い重症者はいませんでしたが、油断はできません。
📈ノロウイルスは冬に活発化!
厚生労働省によると、ノロウイルス食中毒の約6割は11月〜2月に発生。
寒さと乾燥がウイルスを元気にしてしまうんです。
名古屋文理大学短期大学部の佐藤生一名誉教授によれば、
> 「わずか100個程度のウイルスで感染するほど、ノロウイルスは強力」
さらに、見た目や味の変化がほとんどないため、気づかずに食べてしまうケースも多いとのこと。
腹痛・おう吐・下痢・発熱などの症状が現れ、とくに子どもや高齢者は脱水症状に要注意です。
📱感染の盲点は「スマホ」だった!
せっかく手を洗っても、料理中にレシピを見ようと**スマホを触る**と…
画面に付着したウイルスが再び手に戻ってしまうことも💦
見落としがちな感染経路のひとつが「スマホ画面」なんです。
調理前後には**スマホもアルコールや除菌シートでこまめに拭く**ようにしましょう。
💧ノロウイルスを撃退する3つのポイント!
① 手洗いは“2回”が鉄則
せっけんと流水で30秒以上。1回目で汚れを浮かせ、2回目でしっかり洗い流すのがコツ。
② しっかり加熱!
ノロウイルスは熱に強いため、中心部85〜90℃で90秒以上加熱することが重要です。
③ アルコールではなく“塩素系漂白剤”で消毒
まな板や包丁などの調理器具は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒を。使用前にもう一度洗えば安心です。
🍽️スマホより“手”を信じよう
食事中にスマホを触るのはつい癖になってしまいますが、
この季節だけはちょっと我慢。
「スマホを置いて、石けんを取る」——
それが、冬を元気に乗り切るいちばんの近道かもしれません📵✨
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