みなさん、こんにちは。今日は神戸大学が発表した、ちょっとびっくりする研究をご紹介します。
なんと――
トノサマガエルは“スズメバチに刺されながら”そのまま捕食する
という、あまりにワイルドすぎる事実が明らかになったんです。
スズメバチといえば、痛み・組織破壊・溶血・心機能障害……と、人間はもちろん小型哺乳類すら一撃で倒すほどの猛毒を持つ恐ろしい存在。
そのスズメバチを、トノサマガエルは刺されても気にせずモグモグいくというのだから、もう信じられません。
🧪 実験の内容は?
研究チームは、トノサマガエル45匹とスズメバチ3種(キイロ・コガタ・オオ)を各15匹ずつ用意。
カエル1匹につきスズメバチ1匹を与えて、観察しました。
その結果……
* 8割のカエルはスズメバチの捕食に成功
* ほとんどのカエルが、顔・のど・口内を複数回刺されていた
* なのに、衰弱も死亡もゼロ
いやいや……あのオオスズメバチですよ?
マウスなら1回刺されただけで死ぬというあの毒針ですよ?
トノサマガエル、もしかして悟りを開いているのでは。
🧩 仕組みはまだ不明。でも未来は明るい
なぜ刺されても平気なのか?
毒に強いのか、痛覚が特殊なのか、それとも独自の解毒システムを持つのか……?
実はそこはまだ解明されていません。
しかし、このメカニズムが分かれば 「毒や痛みを抑える仕組み」の理解が進むかもしれないとのこと。
生態学だけでなく医学的にもワクワクする研究ですよね。
🎬 そして最後に
刺されても平然としてスズメバチを食べるトノサマガエル。
実験中、何度も刺されてもまったく動じず、最後はパクリ。
……もしかしてカエル界では、
「痛み?そんなものは“味のうち”ですよ」
なんて渋いセリフが流行っているのかもしれません。
自然界、奥が深すぎます。
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