冬の食中毒に要注意!ノロウイルスは「カキだけ」じゃない

冬になると、毎年のように耳にする「ノロウイルス」。

今年も飲食店や高齢者施設での集団食中毒が報じられ、SNSでも

「ノロは本当にきつい」「想像するだけで怖い…」

といった声が多く見られます。

ノロウイルスと聞くと、真っ先に思い浮かぶのが「カキ」。

確かに代表的な原因食材ですが、実は**注意すべきポイントは“食材そのもの”だけではない**のです。

 ノロウイルスってどんな病気?

ノロウイルスは、主に冬(11月〜3月)に流行する感染性胃腸炎の原因ウイルス。

感染すると、突然の吐き気・嘔吐・下痢・腹痛が現れ、発症は感染後12〜48時間とかなり急です。

多くは1〜3日で自然に回復しますが、

・高齢者

・乳幼児

・持病のある人

では、脱水症状に注意が必要です。

しかも、ほんの数十個のウイルスでも感染するほど感染力が強いのが特徴です。

カキ以外にも要注意な食材とは?

専門医によると、気をつけたいのは**加熱不十分な二枚貝全般**。

* アサリ

* ハマグリ

* シジミ

これらは海水中のウイルスを体内に取り込みやすく、

**中心温度85〜90度で90秒以上の加熱**が必要とされています。

一方で、魚そのものがノロウイルスを持っていることは基本的にありません。

本当の落とし穴はここ👇

### 実は多い「人の手」が原因の感染

ノロウイルス感染の多くは、

**感染者の手指を介して食品が汚染されること**で起こります。

例えば…

* トイレ後の手洗いが不十分な人が作った料理

* おにぎり、サンドイッチ、和え物など手で触る料理

* 家庭や飲食店の作り置き料理

つまり、

👉 **食材よりも「調理する人の衛生管理」が最大のポイント**なのです。

### 症状が出たときの正しい対処法

ノロウイルスが疑われる場合、最優先は**脱水予防**。

* 無理に食べない

* 水分を少量ずつ、こまめに

* つらいときは経口補水液を活用

嘔吐が強い場合は、**スプーン1杯を数分おき**が基本です。

また、直前にカキや貝類を食べていた場合は、受診時に医師へ伝えましょう。

### 受診した方がよいケース

次のような場合は、早めに医療機関へ👇

* 水分がほとんど取れない

* 嘔吐・下痢が半日以上続く

* 高齢者・乳幼児・妊娠中

* 持病がある

* 血便や強い腹痛がある

 やってはいけないNG行為

意外と知られていない注意点もあります。

* ❌ 自己判断で下痢止めを使う

* ❌ 無理に食事を取る

* ❌ アルコール消毒だけで済ませる

ノロウイルスにはアルコールが効きにくく

次亜塩素酸(塩素系漂白剤)が有効です。

 症状が治まっても油断しないで

回復後も、数日〜1週間ほどウイルスが便から排出されることがあります。

その間は、

* 調理を控える

* 手洗いを徹底する

など、周囲への配慮がとても大切です。

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## まとめ:ノロ対策の本当の主役は「手洗い」

ノロウイルス対策というと、

「カキを避ける」「生ものを控える」

に目が行きがちですが、本当に重要なのは**日常の衛生習慣**。

**しっかり手洗い、しっかり加熱、体調不良時は無理しない。**

この基本を守ることが、冬を安心して過ごす一番の近道です。

健康な冬を乗り切るためにも、ぜひ意識してみてくださいね。


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