通勤電車の中、寝る前のベッドの上、ついにはトイレの中まで——。
気付けば、私たちは一日のあらゆる場面でスマホを手にしています。
動画を見たり、ニュースをチェックしたり、SNSを眺めたり。
とても便利な一方で、「その使い方、本当に安全ですか?」と警鐘を鳴らすのが、VPNサービスを手掛けるNordVPNの最高技術責任者、マリユス・ブリエディス氏です。
日本人は“常時オンライン”状態
調査によると、日本では通勤中にスマホを使う人が65%。
そのうち半数以上がインターネットに接続しています。
さらに驚くのは、
* 乗り物内でネットに夢中になり、駅を乗り過ごした人が約2割。
* 就寝前にベッドでデジタル機器を使う人が80%
* トイレでもスマホを使う人が約7割
もはやスマホは「生活の一部」を超え、「手放せない存在」になっていることが分かります。
便利さの裏に潜むリスク
こうした日常習慣には、見過ごされがちなリスクがあります。
例えば、通勤中に何気なく接続する公共Wi-Fi。
調査では、利用者の6割以上が公共Wi-Fiに依存し、そのうち約3割は何の保護もしていない状態だといいます。
また、人混みの中で画面をのぞかれる「ショルダーサーフィン」を経験した人も約4人に1人。
メールやSNS、ネットバンキングの画面を見られれば、個人情報流出につながりかねません。
夜、ベッドの中での“だらだらスマホ”も要注意。
悪いニュースを延々と読み続ける「ドゥームスクロール」は、睡眠の質を下げるだけでなく、判断力が鈍った状態で怪しいリンクをクリックしてしまう危険も高まります。
今日からできる「4つのシンプル対策」
ブリエディス氏が勧めるのは、難しい設定ではなく、日常に組み込める基本対策です。
① 公共Wi-FiではVPNを使う
通信を暗号化することで、第三者からの盗み見リスクを大幅に減らせます。
② 強いパスワード+多要素認証
使い回しを避け、可能な限りMFA(多要素認証)を有効に。
③ デジタルデトックスの時間を作る
就寝前はスマホをベッドから離すだけでも、睡眠と安全性が向上します。
④ 周囲への意識を高める
公共の場では画面の向きや姿勢に注意し、「見られているかも」という意識を忘れないこと。
まとめ:スマホを守ることは、自分を守ること
スマホは便利で、私たちの生活を豊かにしてくれる存在です。
しかし同時に、油断すれば個人情報や健康、時間さえも奪われてしまいます。
特別な知識がなくても、
「公共Wi-Fiに気を付ける」
「夜はスマホから少し離れる」
そんな小さな意識の積み重ねが、安全で健全なデジタルライフにつながります。
今日のスマホの使い方、少しだけ見直してみませんか?
それが、あなた自身を守る第一歩になるはずです。
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