水筒、便利だけど…実はちょっと怖い話

 うちの子もそうなんですが、今どきの子どもって一年中「マイ水筒」を持ち歩いていますよね。 首からぶら下げて、元気に走り回っている姿を見ると「水分補給えらいなあ」なんて思ってしまいます。 

 でも、その水筒が―― 

まさか内臓を傷つける凶器になることがあるなんて、正直想像していませんでした。 

 最近、各地で「水筒による腹部の大けが」が相次いで報告されています。 転倒したとき、首や肩から下げていた水筒がおなかに直撃し、内臓を損傷してしまう事故です。 

 実際にあった事例では、 

小学校低学年の女の子が転倒した翌日に嘔吐と発熱。検査をすると小腸に3ミリの穴が開いていて、緊急手術に。別のケースでは、7歳の男の子が膵臓の半分と脾臓を摘出する大手術になった例もあったそうです。 

 なぜこんなに重症化するのかというと、 

水筒は硬く、しかも衝撃が一点に集中しやすい。 さらに子どもは腹筋が弱く、脂肪も少ないため、外からの圧力にとても弱いそうです。 しかも怖いのは、 すぐに症状が出ないことがあるという点。

 転んだ直後は元気でも、翌日になって嘔吐や腹痛、食欲不振が出てくることもあるそうです。

 こうした事態を受けて、国や小児科学会も注意喚起を強めています。 

ポイントはとてもシンプル。

 * 水筒はできるだけリュックに入れる

 * 首や肩にかけたまま走らない

 * 遊ぶときは外して置いておく 

 どれも「言われてみれば当たり前」ですが、 忙しい朝や元気いっぱいの放課後には、つい見落としがちです。 私自身、この記事を読むまで 「水筒=健康的で安全」 と無条件に思い込んでいました。 

 でも結局、 便利なものほど、使い方を間違えると危ないんですよね。 

 今日、子どもが水筒を首からぶら下げて走り出したら、 ちょっと声をかけてみようと思います。

「その水筒、のどを潤すためのものだからね。  

おなかを攻撃する装備じゃないよ」

 ――そう言って笑いながら外させるくらいが、 いちばんちょうどいい予防なのかもしれません。

 

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